今治市とGTNがタッグ!外国人住民の「困った」を解決する多言語アプリ「i.i.imabari! from abroad」で安心の暮らしをサポート

最先端

今治市で暮らす外国人住民の現状と課題

近年、今治市では様々な分野で外国人住民の方々が活躍し、地域経済を支える重要な存在となっています。令和7年12月末時点では、市内で生活する外国人住民は4,604人にものぼります。これは、今治市が多様な文化を受け入れ、共に発展していくまちであることを示しています。

今治市の外国人人口推移グラフ

しかし、言葉の壁は依然として大きな課題です。特に、災害や医療といった命に関わる緊急性の高い情報や、日々の生活に必要な情報が、言語の違いによってスムーズに届かないことがあります。これは、外国人住民の方々にとって大きな不安となり、時にはリスクにつながる可能性もはらんでいます。

今治市は、このような情報格差を解消し、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めるため、多文化共生推進プランを検討しています。今回のアプリ実証実験は、このプランを具体化し、外国人住民への情報伝達の新たな手法を検証する重要な一歩となるのです。

「i.i.imabari! from abroad」ってどんなアプリ?

この「i.i.imabari! from abroad」は、今治市に暮らす外国人住民の皆さんが、日本での生活で直面するであろう様々な「困った」を解決するために開発されました。ここでは、アプリの主な機能とその魅力をご紹介します。

1. AI相談チャット機能

「これはどうすればいいの?」「どこに聞けばいい?」日々の生活で生まれるちょっとした疑問や不安を、AIチャットが対話形式でサポートしてくれます。役所の手続きやゴミの分別など、誰かに聞きたいけれど聞けない、そんな時に頼りになる機能です。

2. プッシュ通知機能

地震情報、気象警報、台風情報、熱中症情報など、緊急性の高い情報をアプリのプッシュ通知で確実に受け取ることができます。災害時など、いざという時に正確な情報が素早く手に入ることは、命を守る上で非常に重要です。

3. 災害情報機能(Safety tips連動)

災害発生時にどう行動すれば良いか、どこに避難すれば良いかなど、具体的な災害情報を「Safety tips」と連携して提供します。日本語が苦手な方でも、いざという時に適切な行動が取れるようサポートします。

4. 医療通訳・相談機能(MediPhone連携)

体調が悪くなった時、どの病院に行けばいいのか、症状をどう伝えればいいのか、不安になりますよね。このアプリは、メディフォン株式会社が提供する健康・医療の多言語サポートサービス「mediPhone Assistance Line」と連携。病院検索はもちろん、医療通訳サービスもアプリ上で利用できるため、安心して医療機関を受診できます。

5. FAQ機能

よくある質問とその回答をまとめたFAQ機能も充実。調べたい情報に素早くアクセスでき、自己解決をサポートします。

6. 各種情報掲載機能(ゴミ出し分別アプリ「さんあ~る」連携)

日々の暮らしに役立つ情報も満載です。例えば、ゴミの分別方法に困った時には、便利なゴミ出し分別アプリ「さんあ~る」と連携し、適切な情報を提供してくれます。

これらの機能が、日本語・英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・ネパール語の8言語に対応。iOSとAndroidの両OSで利用可能です。

実証実験は2026年1月頃から2026年6月末までの予定で、今治市に在留する約4,500名の外国人の方々が対象となります。このアプリは無料で利用できる見込みです。日々の生活の質を向上させ、もしもの時にも安心できる環境を整えるための強力なツールとなるでしょう。

アプリの機能画面

実証実験に込めた思い

この実証実験は、今治市とGTNの強い思いから生まれました。2026年1月26日には、今治市役所で「多文化共生プロジェクト実証実験に関する連携協定締結発表式」が開催され、GTNの後藤裕幸代表取締役社長と今治市の徳永繁樹市長が、この取り組みへの抱負を語りました。

GTNの後藤社長は、「外国人の方々が日本で暮らす中で直面する日々の生活の悩みや迷いに向き合ってきました。医療や災害といった場面では、正しい情報にたどり着けないことが大きな不安やリスクにつながります。今回の連携協定を通じて、行政からの情報を言語や文化の違いにかかわらず確実に届け、平時から非常時まで安心して頼れる情報基盤を、今治市様と共につくってまいります。」と述べました。

また、今治市の徳永市長は、「今治市では、外国人住民の増加に伴い、災害時の避難行動や医療機関の利用など、命や暮らしに関わる情報を確実に届けることが課題となっていました。本連携では、スマートフォンアプリを活用し、行政からの正確な情報を分かりやすく届けることで、市民サービスの向上と地域の安全・安心につなげていきたいと考えています。GTN様の知見と本市の地域基盤を掛け合わせ、市民の皆さまに実感していただける成果を生み出してまいります。」と、アプリへの期待と多文化共生社会実現への強い意志を示しました。

連携協定締結発表式の様子

ダウンロードを検討しているあなたへ

「i.i.imabari! from abroad」は、今治市でのあなたの生活をより豊かで安心なものにするための強力なツールです。言葉の壁を越え、必要な情報にアクセスできることで、日々の不安が軽減され、より積極的に地域社会に参加できるようになるでしょう。

実証実験期間中ではありますが、このアプリは、今治市が外国人住民の方々と共に、より良い未来を築いていこうとする強いメッセージでもあります。ぜひこの機会にアプリをダウンロードして、その便利さと安心感を体験してみてください。

新しい生活への一歩を、このアプリが力強く後押ししてくれるはずです。

関連情報

今治市やGTNの取り組みについて、さらに詳しく知りたい方は、以下のウェブサイトをご覧ください。

まとめ

「i.i.imabari! from abroad」は、今治市で暮らす外国人住民の皆さんにとって、まさに心強い味方となるアプリです。災害時の安全確保から、医療へのアクセス、そして日々の生活の疑問解決まで、幅広いニーズに応える多機能性が魅力です。

このような地域と企業が連携した多文化共生の取り組みは、今後ますます日本の様々な地域で重要になってくるでしょう。他の地域の外国人住民向けサービスや、最新の地域活性化プロジェクトについても、ぜひ当サイトでチェックしてみてください。きっと、あなたの暮らしや仕事に役立つ情報が見つかるはずです。

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